5月11日、連合主催の「安心と信頼の医療と介護2013中央集会」が日本教育会館(東京・千代田区)で開かれ、NCCUから25名が参加。NCCU組合員3名がリレー討論会、分科会、アピール行動のステージに立ち、介護現場の最前線を支える立場から、現状報告や問題提起などを行いました。
まず、第1部のリレー討論では、小西愛子さん(東京総支部/ジャパンケアグループ分会)が、厚生労働省社会保障担当政策統括官などと並んで登壇。「地域包括ケアシステムの構築を目指して」のテーマに基づき、日頃の業務や医療と介護の連携等について報告しました。
第2部では、NCCUは第2分科会(介護関係)に参加。現場からの課題報告を行った柴田光さん(北関東総支部/ジャパンケアグループ分会)は、介護保険法改正後の現状として、要介護認定のあり方や重点化・効率化の実態などを発表。制度継続に向け、厚労省や自治体のさらなる対応を求めました。
集会後、有楽町マリオン前に移動して行われた街頭アピール行動では、日本エルダリ-ケア分会の鶴谷拓也分会長がマイクを握り、道行く人に介護現場の現状を訴え、理解を求めました。
中央集会は、良質な医療・介護の実現や介護人材の処遇改善などを目指す集会アピール文を採択。連合はこの集会での討論内容をもとに、厚生労働省へ要請を行う予定です。
連合傘下の医療・介護に関わる労組から609名が参加しました
訪問看護の現場で働く小西愛子さんがリレー討論を行いました
柴田光さんがケアマネジャーの立場から課題報告を行いました
鶴谷拓也分会長は、雨の中マイクを握り、介護現場の現状を訴えました