過去最高を更新!
すべての都道府県で地域別最低賃金が1,000円超え
※この記事は、2025年10月10日発行の機関誌『NCCU NEWS 160号』を再構成したものです。

今年も地域別最低賃金改定の季節がやってきたね🗾💴
2025年度は、昨年度を上回る平均66円(率にすると6.3%)の引き上げとなり、全国平均は1,055円から1,121円へ。ついにすべての都道府県が1,000円以上になったよ!
今年は開始日(発効日)が地域によってバラツキがあるから気を付けてね。
さて、「地域別最低賃金」の目安は毎年、厚生労働省の諮問会議の中央最低賃金審議会で、下の表にある3要素をもとに協議されているんだ。
例年、「地域別最低賃金」は「中央最低賃金審議会」で目安が示された後、各都道府県の「地方最低賃金審議会」で協議されて決定するんだ。
今回は各都道府県の現状を踏まえて公労使(公的機関、労働組合、経営者)の丁寧な議論により、「63~64円」の目安を上回る改定額を出した地域も少なくなかったんだよ。

◆最低賃金引き上げへの心配
最低賃金が上がると人件費が増えて、特に中小企業は経営悪化や倒産のリスクが高まる心配もあるよね。介護業界でも、最低賃金に追いつくために処遇改善加算を使用するなど、経営がぎりぎりの法人もあるんだ。
それだけじゃなくて、扶養内で働きたい人は年末にかけて働く時間を減らさなきゃいけなくて、シフトの調整が大変になったり、価格転嫁のために商品やサービスが値上がりして物価も上昇。結果として消費者の負担が増えることになっちゃうのは心配だね。
◆労働組合として私たちが目指していること
最低賃金があがることが嬉しい反面、事情があって年末にシフト調整をしなければいけない人がいるというのも、もちろん知っているよ。でも、物価上昇が進む今の社会にとって、最低賃金が上がることは、これまで通りの生活を送るためにはやっぱり必要なことなんだ。
そこでNCCUは、介護産業の健全な発展のために、介護従事者の最低賃金制度の創設や介護労働の適正な労働対価の水準設定等、介護業界の公正労働基準の確立を目指しているんだよ。
きちんと介護従事者も賃上げにつながるように、みんなで声をあげ一致団結していこうー!!

