NCCUは3月9日、10日の2日間で「全国支部役員研修会」を5年ぶりとなる集合形式で開催しました。
この研修会は、2024年度NCCU活動方針の「組織の強化」における取り組みのひとつで、支部役員が切磋琢磨して力を発揮する連帯感の醸成を目的として開催しています。
会場のホテルフクラシア大阪ベイ(大阪市)に全国の支部役員をはじめ、総支部長、運営委員長、NCCUの組織強化・教育担当の専従者など70名が集まりました。
初日は、染川朗会長によるNCCUの歴史と綱領を学ぶ講義にはじまり、続いて西田博組織強化・教育担当部長が支部運営規則に基づいて支部が果たすべき役割について説明を行いました。
そののち、株式会社インソースの大坪浩民氏を講師に迎え、「リーダーコミュニケーション研修」を実施。チーム構築のために近年注目されている「心理的安全性」、またリーダーに求められる姿勢や伝え方などを学習しました。
2日目は、ワールドカフェ方式でグループワークを実施。発言者の意見を否定しない、話しやすい雰囲気を作るよう心掛けるといったルールにそって「仲間を巻き込むワクワクする活動とは」「次世代育成に必要なこと」をテーマに話し合いました。
ワールドカフェ方式では、はじめにグループごとに話し合い、「興味を持った」「活かしてみたい」など共感した意見をテーブルの真ん中に置いた模造紙に各自が書き込みます。次に、グループのメンバーをすべて入れ替え、ふたたび意見交換を行い、はじめと同様に共感した意見を各自が模造紙に書いていきます。こうして模造紙にさまざまな意見が書き加えられることで、より多くの仲間と意見共有を行うことができます。
「仲間を巻き込むため、より魅力的なイベントを企画したい」「次世代の育成には若い組合員にも伝わる活動を」といった意見はじめ、さまざまなアイデアが共有されました。
こうして集約された意見は、支部役員がそれぞれの支部に持ち帰ることで今後の活動に活かされるとともに、NCCUの組織強化のために活用していきます。