スローガン ~NCCU運動でつくろう! 日本の介護「夢・希望・未来」~
10月19日、NCCUは第21回定期大会を東京コンファレンスセンター有明で開催し、代議員98名、役員26名のほか、来賓・傍聴など全体で約170名が出席しました。
今大会では2020年度の「活動方針」「予算」をはじめ全6議案はすべて可決。来年1月24日の結成20周年を前に、総支部・支部活動および分会活動のさらなる充実をめざすと共に、「災害支援規程(仮称)」の新設やLGBT等(性的少数者)の方々への対応、さらにNCCU結成20周年行事にも取り組んでいくことを確認しました。
【出席者】 代議員98名(招集102名)、役員26名(招集26名) 、傍聴者など
【議長団】 小澤広大(東北・北関東総支部)、川和理恵(南関東総支部)
【来 賓】 UAゼンセン書記長 木暮弘様、UAゼンセン政治顧問 川合たかのり様、UAゼンセン政治顧問 田村まみ様、NCCU政治顧問 柚木道義様
■第1号議案 2020年度活動方針
■第2号議案 2020年度予算
■第3号議案 総支部運営規則の改正及び支部運営規則の新設
■第4号議案 共済規則の改正
■第5号議案 共済運営規程の改正
■第6号議案 特任中央執行委員の選出
開会挨拶で久保会長は、まず各地で相次いでいる自然災害に触れ、被災された方々へのお見舞いとNCCUの対応について述べました。続いて2019年度の活動を振り返り、一年間の組織拡大と強化における成果を報告。さらに、社会保障審議会介護保険部会において次期介護保険事業計画に関する議論が進む中で組合員の意見を踏まえて発言していることや、UAゼンセン組織内議員となった田村まみ参議院議員と引き続き連携していくと述べました。
(会長あいさつの全文は、本ページ下のPDFでご覧になれます)
昨年の定期大会同様、会場に駆けつけてくださった田村まみ参議院議員は、次のように述べました。
「まずは、皆さまから大きなご支援をいただき、この度参議院に送り出していただいたことに心より感謝申し上げます。26万人という多くの皆さまのご支援のおかげで、本来は新人が拝命することのない厚生労働委員会と予算委員会の委員を仰せつかるという、国会議員として最高のスタートを切らせていただきました。久保会長も入られている社会保障審議会の議論を受けて、年明けの国会で、あるいは厚生労働委員会で皆さまの職場と処遇にまつわる法案を審議するチャンスもあります。これから、川合たかのり参議院議員と田村まみがタッグを組み、1足す1が2ではなく、3にも5にもなるうように、精一杯努力して参ります。私たちの政策は皆さまの日々の運動、職場での活動がなければ前に進みません。私たちの望む社会、職場を現実のものにしていくために、引き続き皆さまのお力をお貸しください。よろしくお願いいたします」。
(上段左から)SOMPOケアフーズ分会 天倉分会長、プリメーロ分会 小野田分会長、滝口分会書記長、エムリンクグループ分会 高橋副分会長
(下段左から)チャームケア分会 文蔵副分会長、水野分会長、エムリンク夢ケア分会 菅原分会長
今大会では、この一年間にNCCUに加わった新たな仲間として、「SOMPOケアフーズ分会」「プリメーロ分会」「チャームケア分会」「エムリンクグループ分会」「エムリンク夢ケア分会」が紹介されました。
また、UAゼンセン ボランタス海外派遣に参加した末冨琢磨さん(中国・四国総支部)、石原靖子さん(南関東総支部)、丸山真夏さん(南関東総支部)が活動報告を行いました。
なお、会場内で行った社会貢献活動に対し、下記のとおりご協力をいただきました。
【北朝鮮による日本人拉致被害者家族支援しおかぜグッズ】計3万9000円
【内閣総理大臣宛「拉致被害者全員の救出要請」】 署名116筆
【国連事務総長・内閣総理大臣宛「核兵器廃絶を求める1000万署名」】 署名113筆
翌日には、今後の交渉に向けたセミナーを開催
大会の翌日20日には、『2020秋季労働条件整備』の活動のためのセミナーを開催しました。今年度は、「パートタイム・有期雇用労働法」に基づく「同一労働同一賃金」の実現に向け、不合理と認められる待遇差の改善に取り組みます。その交渉にのぞむ分会役員、組織強化・教育担当など約50名が出席し、法律の理解と共に具体的な取り組み内容を確認しました。