UAゼンセンは、3月6日「36(サブロク)の日」に、「2019賃金闘争・統一地方選挙・参議院議員選挙 必勝 総決起集会」を開催しました。会場となったホテルイースト21東京には、加盟労組から627名の組合員が集まり、NCCUからも専従者25名が参加しました。
冒頭、闘争宣言を行った松浦昭彦中央闘争委員長(UAゼンセン会長)は、「2019年賃金闘争は、3つの格差是正を目指す」とし、「第一に『産業間』の格差是正。第二に中小と大手の『規模間』の格差是正、そして第三に『正規と非正規』の格差是正を進めていく。物価上昇の中、少なくとも昨年以上の水準を勝ち取らなければいけないことは自明の理だ」と述べました。また統一地方選挙、参議院議員選挙の必勝に向けたさらなる行動を呼びかけ、「私たちはスクラムを組み、そのスクラムの力で壁をジリジリと押し広げながら進みたい。皆の力で必ず勝利を勝ち取ろう」と呼びかけました。
情勢報告を行った木暮弘中央闘争書記長(UAゼンセン書記長)は、「2019賃金闘争は人手不足、働き方改革、物価上昇を背景にした闘いとなる。10月の消費増税を前に景気の腰折れを招かないよう、共闘していこう」と述べました。
続いて、統一地方選挙における関東ブロックのUAゼンセン組織内・準組織内候補予定者と、第25回参議院議員選挙(比例代表)組織内候補予定者の田村まみさんが登壇。私たちの代表 田村まみさんは次のように挨拶しました。
「2019年、行動の年が始まり、すでに2ヶ月。2019賃闘が始まる中で、支援の輪を確実なものにしていくためのお一人お一人の活動が耳に届き、私の心を突き動かしています。私たちUAゼンセンの仲間が一人では解決できない、そして労使では成し遂げられない、多様な働き方のニーズに対する社会保障、産業課題、地域活性化という課題を私たちの団結の力で成し遂げる2019年にしていきましょう。残り150日、私は皆様と共に、やれることをすべてやりきっていきます」。
田村まみさんの力強い言葉に続き、UAゼンセン東京都支部のヤングリーブス(次世代を担う組合員の横断的組織)が必勝応援団として登場。2019賃金闘争のキャッチフレーズの一つ『勝ち取ろう! 豊かな暮らし 咲かそう! 仲間の笑顔』をテーマに書道パフォーマンスを披露しました。NCCUの林おりえさんも袴姿で登壇し、力強い「勝」の文字を揮毫。ヤングリーブスのメンバーが協力して完成させた「必・勝・全・笑」の四文字を掲げ、賃金闘争・統一地方選挙・参議院議員選挙の必勝に向けた団結を呼びかけました。
集会は松浦中央闘争委員長によるガンバロー三唱により閉会しました。
(左)松浦中央闘争委員長による闘争宣言
(右)私たちの代表 田村まみさんも力強く挨拶しました
(左)UAゼンセン東京都支部のヤングリーブスのパフォーマンスで完成「必・勝・全・笑」
(右)松浦中央闘争委員長によるガンバロー三唱により閉会しました