1月24日(火)「介護離職のない社会をめざす会 第7回幹事会」が、全労済協会(東京 渋谷区)で開催され、村上久美子副事務局長が出席しました。
「介護離職のない社会をめざす会」の2017年度活動方針の中に「めざす会の加盟団体が、介護職および介護者の現状や課題を正しく理解し、双方の立場が向上する制度・政策の実現をめざす」ということがうたわれています。
そこで今回は、「介護従事者の現状と就業意識」と題して村上副事務局長が学習会の講師としてレクチャーを行いました。
内容は、2016年の「就業意識実態調査」「処遇改善調査」を参照しながら、「現在の介護従事者の賃金の実態」や「介護業界に入る前と現在のイメージの相違」等を説明。また、介護従事者が考える「介護と仕事の両立」について、2015年11月に行ったアンケートをもとに、分析結果を報告しました。
出席者からは、「とても詳細な分析で、介護従事者の現状と課題がよくわかった」「賃金水準が低いことが調査結果からも明らかなので、離職防止のためには処遇改善に取り組んでいくことが必須である」などという意見がありました。
また、年間スケジュールにある「厚生労働省に対する2018年度予算要望書提出」に向けて、介護従事者の処遇改善や労働環境の向上について、今後行われる介護者の現状や課題とともに、要望書に盛り込まれることとなりました。
トピックス Topics
「介護離職のない社会をめざす会 第7回幹事会」が開催されました
2017年01月26日掲載