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「安心と信頼の医療と介護 2016中央集会」に参加。現場の報告と街頭アピールを行いました

2016年05月19日掲載

5月14日、連合の「安心と信頼の医療と介護2016中央集会」が東京・有楽町のよみうりホールで開催され、連合傘下労組の医療・介護現場で働く組合員など約500名が参加しました。

この集会は、医療と介護の連携強化に向けた課題共有と相互理解を目的として毎年開催されているもので、NCCUからも東京総支部と本部から23名が参加。パネルディスカッションでの報告やJR有楽町駅前での街頭アピールを行いました。

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主催者あいさつで連合の逢見事務局長は、「政府が打ち出す介護離職ゼロは、医療・介護職の離職をなくさない限り実現しない。労働者の処遇を改善し、やりがいと誇りをもって長く働き続けられる職種として、広く社会へアピールしていくことが必要だ」と述べました。
続いて「家族介護者の現状と支援」と題して堀越栄子教授(日本女子大学)による基調講演があり、その後、2部構成のパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッション第1部のテーマは「家族が入院・介護! そのとき、どうする!」、続く第2部は「あなたがいてくれてよかった。まもろう医療・介護人材」をテーマに報告と意見交換が行われ、第2部には東京総支部の直井有紀さんが登壇。自身の業務経験と共に、介護従事者の処遇や人材確保の問題について、NCCU組合員の調査結果などを引用して報告しました。
集会は最後に「集会アピール」を採択し、医療・介護の実態を広く国民に訴えることで処遇改善や政策実現の力にしていくことを確認しました。連合は、本集会での様々な意見を参考に、厚生労働省への要請行動を実施します。

なお、本集会に先立って行われた街頭アピール行動では、清水智浩政策部門担当がJR有楽町駅前でマイクを握り、介護現場の人材不足の現状や処遇改善に対する理解を訴えました。

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左・介護現場の労働環境の現状と課題について報告した直井さん(右から2番目)、
右・有楽町駅前で、清水政策部門担当が処遇改善への理解を訴えました

集会アピール.pdf
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