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連合「安心と信頼の医療と介護2015中央集会」に参加。現場からの報告を行いました

2015年05月25日掲載

5月23日、連合による「安心と信頼の医療と介護 2015中央集会」がホテル・イースト21東京(江東区)で開催され、連合傘下労組の医療・介護に携わる組合員など630名が参加しました。
この集会は、制度改革にともない想定される医療・介護現場への影響や、労働組合が果たす役割などについて議論を深めることを目的としたもので、NCCUからも21名が参加し、組合員3名が現場報告や街頭アピール行動を行いました。

第1部の「医療、介護現場から考える地域包括ケアシステム」をテーマにした現場報告では、医療関係者と並び、NCCUから太田勝さんが登壇。ケアマネジャーとしてのこれまでの経験を交えながら、家族の介護力が弱まる中での地域包括ケアシステムの課題や、地域のネットワークを活かした好事例などを報告しました。

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本集会での意見や報告をもとに、連合は厚生労働省への要請行動を実施します

第2部は、医療と介護それぞれの分科会が開かれました。NCCUが参加した「介護分科会」では介護関係者4名から現場報告が行われ、NCCUを代表して日下亮さんが登壇しました。日下さんは、2015年度介護報酬改正が現場に与える影響などについて報告。介護従事者の処遇改善は、財政優先ではなく、現場の人材に目を向けて進められるべきだと訴えました。

集会は最後に「集会アピール(下記PDF参照)」を採択し、労働組合として職場での取り組みを強めるとともに、医療・介護の実態を広く国民に訴え、処遇改善や政策実現の力にしていくことを確認しました。

集会終了後、参加者は秋葉原駅前に移動して街頭アピール行動を行いました。
多くの人が行き交う中、介護従事者の処遇改善を訴えるチラシを配布したほか、NCCUの藤井英雄さんがマイクを握り、「介護は誰にとっても他人事ではない問題。そのサービスを担う介護従事者の処遇が低いままで本当に良いのか考えてほしい。介護従事者の処遇改善にぜひ理解を」と力強く訴えました。

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左・地域包括ケアシステムについて報告した太田さん、右・介護報酬改定の影響と処遇改善について報告した日下さん

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秋葉原駅前では、藤井さんが介護従事者の処遇改善の必要性を訴えました

安心と信頼の医療と介護2015中央集会「集会アピール」.pdf
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