■住宅被災された組合員(全壊・半壊)の生活実態調査を行い、要望に沿った諸施策を検討します
震災から7ヵ月が経過しましたが、未だに多くの組合員が不自由な生活を強いられています。
NCCUでは被災された組合員の現状を把握して要望に沿った諸施策を実施することが重要と考え、8月に住宅被災された340名の組合員の皆さんへ「組合員の生活実態調査票」を送りました。
返信があった171名の方からの回答を震災対応班で確認したところ、組合員とそのご家族が不安、不満に感じていることは大きく下記4項目であることが浮き彫りとなりました。
(1)住まい関係について
(2)経済面について
(3)家族の状況について
(4)健康、精神面への影響について
上記の主な原因としては、被災者に対する情報が一方通行で必要な情報が行き届いていないことや行政などの対応が遅れていることが考えられ、細かい支援ができていないことが被災された組合員の不安と不満につながっています。
このような状況・分析を踏まえて、NCCUでは震災対策本部会議を近日中に開催し、返信された回答を元に今後の具体的活動を進めていくことにしました。
■被災地に笑顔を届けよう!「3・11友情の絆」
~震災復興祈念ピンバッジへのご協力をお願いします~
NCCUの上部団体であるUIゼンセン同盟では、被災者が被った「苦しみ」と「復興への祈念」の象形として表し、社会への持続的啓発もふまえた『震災復興祈念「3・11友情の絆」ピンバッジ』を販売しています。このピンバッジは1個300円で売上の一部は被災された地域の皆さんへの義援金となります。
NCCUでは、この取り組みを10月14日の第13回定期大会からスタートし、今後、各総支部の会議やイベント等でバッジを販売します。趣旨をご理解いただきご協力をいただけますようお願いします。
10月14日のNCCU第13回定期大会で「震災復興祈念「3・11友情の絆」ピンバッジ」販売しました。
■NCCU被災組合員支援カンパ金の集約状況について
4月17日以降、「NCCU被災組合員支援カンパ」として総支部・分会のイベントや研修会等で募金活動を行っています。このカンパ活動は、これから各総支部で行われる総会まで継続して行います。
カンパ金は被災組合員への支援活動に使用されますが、使途については、中央執行委員会で確認をし今後の活動を展開する予定です。
なお、10月17日現在で合計736,704円(53件)の善意が寄せられています。
→前回の事務局長報告はこちら