活動がより身近に感じられるNCCUをめざして!
NCCUの支部は『総支部』に名称変更となります
(都道府県毎の名称である「地域」は「支部」になります)
NCCUは日本で数少ない職業別労働組合として2000年の介護保険制度のスタートと同時に誕生しました。職業別労働組合としたのは、介護が国の保険制度として導入され、私たちの労働条件もこの制度により大きく影響を受けることが確実だからでした。
しかし、日本の労働組合は企業別に組織された姿がほとんどであり、職業別労働組合は他にあまり例を見ません。
そこで私たちは職業別労働組合の仕組み、すなわち「NCCUのあり方」を海外の労働組合から学ぶとともに日本流に変換し、最も大切である「活動がより身近に感じられる」運営を模索してきました。
今回の見直しは、2008年の定期大会で策定した「運動理念」に沿い、組織の仕組みを「支部(地域)への強化と充実」に一層結びつけるために行います(本年2月の中央委員会で決定)。
「総支部」という名称は大幅な体制の見直しを想像させますが、実際には組合員の皆さんの意見をより反映できる地域密着活動への転換であり、周知を図りながら導入して行きます。
さて、職業別労働組合である私たちの進む道は、定められた道(ルート)がありません。介護業界の労働組合である私たちの運動は、利用者が安心して利用でき、従事するすべての働く者が幸せとなる介護保険制度構築への挑戦です。それには職業別という新しい労働組合の仕組みをしっかりと根付かせ、働く者の意思が制度に反映できる組織を創り上げなければなりません。
組合員の皆さん、NCCUの後ろに素晴らしい道を創るため一緒に頑張りましょう。