7月15日、日本の介護労働を研究している朴修慶(パク・スギョン)さんがNCCU本部を訪れ
組合員へのインタビューを行いました。
朴さんは現在、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に在籍中で、都内の通所介護施設で介護の経験も積んでいらっしゃいます。大学院では「日本における介護従事者の仕事と生活(仮題)」の研究に取り組んでいらっしゃることから、今回、UIゼンセン同盟を通じて、日本における介護労働の特徴と現状を探ることを目的に来組されました。
NCCUからは、実際に介護の現場で働いているNCCUの政策委員6名と、政策部3名が出迎えました。
仕事をする上での誇りや離職が多い理由など、「介護労働全般」にわたる質問をはじめ、コミュニケーションスキルや感情的な努力にも踏み込んだ「感情労働としての介護労働」についての質問などが投げかけられ、政策委員は日頃の経験や介護現場での実感をもとに、約1時間15分にわたり、それぞれの意見を述べました。
最後に、朴さんからは「本日は、介護現場をよく知るベテランの方々にお話を伺うことができ、大変参考になりました」とのコメントをいただきました。なお、朴さんの求めにより、8月には河原四良政策顧問と村上久美子政策部長へのインタビューも予定されています。
左・介護の現場で働く政策委員6名が、朴さんのインタビューを受けました、
右・早稲田大学大学院の朴修慶さん(右)と、UIゼンセン同盟の秋元かおる副書記長(左)