NCCUと加盟分会法人の経営側は、7月5日から全国4カ所で「第3回労使の対話」を行い、東京・大阪・札幌・福岡の4会場に法人側から15法人・延べ37人が出席しました。
この「労使の対話」は、労使による会合(懇談会,会議等)を集約し、労使のコンセンサスを深めることを目的に開催しているものです。第1回が2010年2月、第2回が2010年12月に行われ、第3回の今回は、本来3月に行われる予定でしたが、震災の影響で7月に延期されました。
第1部では、「解雇、雇止めに伴う労務トラブルと未然防止及び対処法」のタイトルで、講師として招かれた弁護士が講演を行いました。
また、続く「報告 震災に学ぶ」では、染川朗副事務局長(NCCU震災対応班リーダー)が東日本大震災におけるNCCUの現地派遣などの活動について報告をしました。
第2部は、この会の目的(労使のコンセンサスづくり)としている「労使の対話」を行い、NCCU側から会の方向性と今回のテーマ(「有期労働契約による組合員の雇用安定化協定」の更新)について提案を行いました。NCCUでは法人側からいただいた意見を集約し、今後に生かすことになっています。
次回の「労使の対話」は今年の12月を予定しています。
左・7月5日 福岡会場(講演「報告 震災に学ぶ」)、右・7月6日 大阪会場(労使の対話)
左・7月12日 東京会場(労使の対話)、右・7月14日 札幌会場(講演「解雇、雇止めに伴う労務トラブルと未然防止及び対処法」)