~業界の賃金水準の向上を目指す~
NCCU第9回中央委員会が、2月13日、東京都内のホテルで開催され、2009春季労働条件交渉をはじめとする4議案全てを決定しました。全産業との賃金格差を是正し、介護業界の賃金水準向上を目指す春の賃上げ交渉がスタートしました。
【出席者】中央委員69名(招集74名)、役員21名(招集22名)
【議長団】轟木悟(近畿支部・日本ロングライフ)、大木章美(東京支部・ニチイケア)
中央委員会は定刻午前10時、久保副事務局長の司会で開会し、議長団に轟木悟中央委員・大木章美中央委員を選出しました。轟木議長は「介護報酬アップとはいえそれぞれの職場で課題が山積している。春の賃上げ交渉を力強く進めるためにも、意義ある中央委員会にしたい」と協力を求めました。
河原会長は冒頭のあいさつの中で、今春の賃上げ交渉について、「人生100年時代を支える介護職の賃金が全産業平均を下回るようなことがあってはならない」と述べ、業界の賃金水準の向上のために政労使で取り組む姿勢を示しました。
2009年度中間経過報告(一般報告、会計・会計監査報告)は満場一致で承認。議事は、「2009春季労働条件交渉」「2009年期末一時金の交渉方針」「定期大会及び中央委員会に関わる改正」を賛成多数で、「議事規則の改定」を満場一致で可決し、河原会長の音頭でガンバロウ三唱を行い、午後2時半に閉会しました。
左・「政労使で取り組む処遇改善元年の年」と述べる河原会長、右・見事な議事進行をこなした轟木議長(右)と大木議長(左)