12月8日(日)、奈良支部ステップアップセミナー「VR認知症セミナー」をプロム会議室近鉄奈良で開催し、組合員19名が参加しました。
はじめに、中島康生奈良支部長が「バーチャル空間を通じて、認知症当事者の方の見える視点を疑似体験し、そこで感じたことを日頃のケアに活かして欲しい」と参加者に呼びかけました。
本セミナーではVRゴーグルとヘッドホンを装着し、認知症当事者の方の証言を基に忠実に再現した日常風景や、レビー小体病の方が見える幻視をゴーグルの先に広がるリアルな映像で疑似体験し、それぞれの映像ごとにグループで感想や意見交換を行いました。
参加した組合員は「良かれと思って対応していたことが、利用者から出来ることを奪っていないか改めて考えるきっかけになりました」「VR体験がはじめてで映像がリアルで怖く感じましたがすぐに慣れました。このようなセミナーはなかなか受けることがないので、またやって欲しい」など感想をいただきました。