NCCU緊急アンケートの結果、多くの事業所がマスク等の衛生用品の備蓄が少なく、状況が窮迫していることが明らかになっています。
これを受け、NCCU近畿総支部では3月13日に、UAゼンセン奈良県支部藤井支部長と共に奈良県議会を訪問。田尻奈良県議会議員の紹介の元、奈良県福祉医療部西川部長に対し、「介護現場における衛生用品の確保等に関する要請書」を提出致しました。
現状、奈良県での感染者は数名ですが、近畿圏内の人の移動状況から、今後急速に感染拡大の可能性があります。県の担当者から今後の対応について説明を受け、介護保険最新情報vol.785の通知内容(都道府県等におけるマスク、消毒等備蓄の積極的放出について)を含め、備蓄放出や国への放出依頼等を強く要請しました。
<奈良県福祉医療部長との協議内容要旨>
① 各介護事業所備蓄状況調査確認について
「県に備蓄はないが、市町村の各種在庫を把握している」
② マスク在庫放出について
現在、県として、国に対し放出要請を検討している。生駒市では6万枚の在庫があり、すでに一部の放出を発表しているのは把握している。
③ 医療・介護への優先的に配布について
先に(国に要請した)医療用マスクの入荷予定があり配布を進めていく。
総支部トピックス Topics
【新型コロナウイルス対策】奈良県議会議員と共に行政へ要請書を提出(奈良支部ニュース第117号)
2020年03月17日掲載