～古武術による介護技術の実技を学ぶ～
7月26日(土)北海道・釧路市内のホテルで 帯広市・釧路市在住の組合員を対象にステップアップ研修会が開催されました。
６２人が参加し、古武術による介護技術について学び、後半はグループディスカッションも行いました。
第１部の研修会では、浦河赤十字病院の作業療法士・村中 新一先生から、体に負担をかけることなくできる古武術を使った介護技術を学びました。
先生のレクチャーを受けながら「椅子からの立ち上がり」や「寝ている人の平行移動」、「床から車椅子への移動」などの実技も行われ、「力を入れずに相手を誘導・移動させることができ驚いた」、「腰痛に悩んでいたが、これなら無理なくできる」と大変好評でした。
第２部は、「職場内における悩み・課題を通して組合に期待すること」をテーマにグループディスカッションを行いました。それぞれのグループで「昇給制度がないため賃金が上がらない」、「ガソリン代が高騰しているのに、交通費は変わらない」などの意見が出され、組合に対しては「ぜひ今回出された課題の実施を」、「組合の活動をもっと見えるようにして欲しい」などの要望が出されました。
参加者からは、他の事業所の話が聞けて参考になりました。地域の交流を深めるためにも、もっと研修会を開催してほしいとの感想を頂きました。
左・床から車椅子への移動(添え立ち)の実技、右・実技やグループディスカッションなど有意義な研修になりました。