10月18日、河原四良政策顧問は、東京小平市で開催された連合三多摩政策・制度討論集会の「介護保険10年目の課題を考える」をテーマとした第1分科会で講演を行いました。
河原政策顧問は、『現場からの報告 介護最前線の声から』と題して、希望の持てる賃金制度や管理職の力、利用者・家族のマナーなどについて講演。NCCUの調査結果を示しながら、経験や年齢に応じて賃金アップする仕組みがない介護業界の現状や、ストレスの多い職場を背景にした人間関係から退職するケースがあること、利用者・家族のセクハラや暴言に悩まされている介護職が少なくないことなどを訴えました。
また、NCCUでは水準要求と制度要求の二本立てで待遇改善に取り組んでいることや、利用者・家族のマナーについては自治体からの啓発活動を望むなどと発言しました。
会場のルネ小平のレセプションホールでは、連合所属労組からの参加者や自治体の介護保険担当者、都議会議員など、100余名が耳を傾けました。
講演後の質疑・討論での河原政策顧問