民主党の介護保険改革作業チーム(主査:山井和則衆議院議員)によるヒアリングが、2月24日、参議院議員会館で行われ、NCCUの河原会長、陶山事務局長、村上政策副部長の3人が出席しました。
民主党は、介護業界の人材不足を解消するため、介護報酬をさらに7%引き上げるなどとした「介護労働者賃金引上げ法案」を今国会に提出する予定で、今回のヒアリングは、介護現場の賃金や人手不足の現状を
収集するために行われました。
ヒアリングは、同作業チームの顧問で、NCCUの政治顧問でもある三井わきお衆議院議員の挨拶の後、NCCUを含む4団体が現状や制度に対する要望などを訴えました。
河原会長は、4月からの介護報酬改定について「改善率の決められ方に不満がある」と述べた上で、「加算中心の改定ではなく基本報酬にプラスするべき」と発言。さらに離職の原因の一つに「賃金が上がるしくみがなく、将来の生活設計を描けない」ことも主張しました。
左:「魅力ある業界にするために皆さんと一緒に考えていきたい」と挨拶する三井衆議院議員。
右:意見を述べる河原会長(中央)