~NCCU加藤政策委員が質問に答える~
5月20日、厚生労働省職業安定局が設置した「介護労働者の
確保・定着等に関する研究会」(座長:大橋勇雄中央大学大学院教授)によるヒアリングが、東京・千代田区の中央合同庁舎で行われ、NCCU政策委員の加藤美和子さん(ニチイケア分会・ケアマネジャー)が、現場の厳しい実態を話しました。
この研究会は、介護労働者の雇用管理の改善や安定的な人材の確保等のために設置されたもので、大学教授ら7人で構成されています。
ヒアリングでは、介護労働の現状や離職の理由、人員不足などについて質問を受け、センター長でもある加藤さんは「やりがいを感じながらも自活できる収入はなく、将来の期待ももてない状況で人材は減る一方」と、訴えました。
研究会では、NCCUの他、業界団体へのヒアリングも行っており、7月末までに中間報告をまとめることになっています。
きついシフトで燃え尽き状態のヘルパーも多いと話す加藤さん(右)、左はNCCU河原会長