~「介護人材確保法案」の審議スタートに合わせ現場の声を集める~
民主党の医療介護改革作業チーム(座長:山田正彦衆議院議員)によるヒアリングが、4月9日、衆議院第1議員会館で行われ、NCCUから河原会長他8人が出席しました。現在NCCUが取り組んでいる賃上げ交渉が厳しい状況となっており、「今年も“賃上げなし”では退職するしかない」といった組合員の声を届け、介護労働者を国の政策の面からも守ってほしいと訴えました。
このヒアリングは、民主党が2008年1月に衆議院に提出した、介護労働者の待遇改善を目的とした「介護労働者の人材確保に関する特別措置法案(介護人材確保法案)」の審議が、4月9日からスタートすることに合わせ実施したもので、NCCUの他、高齢社会をよくする女性の会など5団体が参加しており、それぞれの立場から待遇改善につながる制度改革を求める意見が出されました。
法案は9日の厚生労働委員会で趣旨説明が行われ、11日に集中審議、15日には参考人質疑が行われる予定です。党では、「取りまとめた意見をもとに法案を可決させさせたい」とコメントしています。
左・NCCU政治顧問の三井わきお衆議院議員(中央)が、作業チームの顧問を務めています。
右・会議室は民主党議員の他、関係団体、マスコミでいっぱいに。中央は発言する河原会長。