組合員の声を反映した政策立案を行うため、現場の生の声を集めるNCCUフォーラムをオンライン形式で開催、9月10日は東日本の組合員62名、9月24日は西日本の組合員65名が参加しました。
第1部の基調講演は『介護保険制度を巡る最近の動き』というテーマで、厚生労働省老健局認知症施策・地域介護推進課課長の笹子宗一郎氏にハラスメント問題からICTの活用における人材確保まで幅広い視点から講演いただきました。
第2部の分科会では、テーマ1『介護保険法改正について』テーマ2『キャリア形成について』の2つのグループに分かれてグループ討論を行いました。
オンライン開催のため、画面越しではありましたが、参加者皆さんの介護業界に対する思いが伝わった大変貴重な2日間となりました。
フォーラム後の感想では「同業種の方々と意見交換できた事により、同じような悩みや思いを共有できた」「初めての参加で不安もありましたが、基調講演、分科会での議論も有意義な時間となりました」「皆さんの話を聞いて元気が出ました。自分の10年、20年先を見ながら支援を考えていきたい」等の感想が寄せられました。
さらに「現地での開催を楽しみにしている」との声もありましたので、新型コロナウイルス感染症が落ち着きましたら対面での開催を検討します。
今回のグループ討論で出された内容は、NCCUの政策立案や行政・国に対する要請活動の資料として活用します。またNCCUでは、介護業界で働く多くの皆さんが、より一層、豊かな暮らしになるように今後も活動を進めていきます。