~『新型コロナウイルスに関する緊急アンケート 第2弾』の結果をもとに~
12月17日(木)、厚生労働部門会議(立憲民主党等の会派)にNCCUの染川朗会長、村上久美子副会長、金子文幸政治担当が出席し、新型コロナウイルスが介護現場に及ぼしている影響について現状報告を行いました。
染川会長は「今一番心配していることは、介護従事者のメンタル面での負荷である。8月に行った調査の結果では約9割の組合員がコロナによる不安・負荷を感じていると回答しており、今もこの状態が続いている。長く続く緊張からメンタル面での負荷が増えている」と介護現場での状況を訴えました。
村上副会長は、11月下旬に実施した『新型コロナウイルスに関する緊急アンケート第2弾』の結果を報告し、いま最も不足している衛生用品について次のように意見を述べました。「介護現場から、『使い捨て手袋が入手できなくて困っている』『グローブの値段が高騰している』『グローブを発注しても届かない』という声がたくさん届いている。国は、マスクが必要な事業所は連絡くださいと言っているが、今はマスクではなくグローブを手配して欲しい。国にはこの現状に対応していただきたい。」
この他に、メンタル面の負担、感染に対する風評被害や差別の実態、慰労金をまだ受け取れていない等、NCCUに寄せられた組合員の声を報告しました。
出席した議員からは、「このような現場の声がとても必要で、国を動かす力になる」との発言がありました。
NCCUは、今後も関係議員と積極的に連携しながら、組合員の皆さんが安心して働くことができる環境作りを推進していきます。
また、新型コロナウイルス感染症について、組合員の皆さんからの相談も引き続き受け付けています。
何かございましたら下記フリーダイヤルへご連絡ください。
■日本介護クラフトユニオン(NCCU)
フリーダイヤル 0120-519-931 (平日 9:30~17:00)
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【新型コロナウイルス対策】「使い捨て手袋が入手困難!」介護現場の声を国に届けました
2020年12月18日掲載