感染防止対策第24号でお願いしましたFAXによる緊急アンケートについて、992事業所から回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。
アンケート結果では、約9割の方がPCR検査の公費実施を切望していることが分かりました。また、新型コロナウイルスによりメンタル面で不安や負荷を感じている方が97%にものぼり、新型コロナウイルスの影響が未だ続いてる状況で大きな負荷をかけていることが分かりました。
さらに、「PCR検査を受けることは介護従事者のメンタル面の負荷の軽減や払拭に有効」と83.7%の方が回答しました。そのため、全介護従事者への公費でのPCR検査がメンタル面の負荷を軽減させるためにも、きわめて有効な施策であると言えます。
介護現場では、新規施設入所者が感染しており施設内で感染が拡大事例もあるため、「入所前のPCR検査」についても94.1%の方がクラスター発生防止に有効だと回答がありました。
NCCUは、このような体制が全国的に広がれば、介護施設でのクラスター発生防止はもちろんのこと、介護従事者は安心してサービス提供ができ、ご利用者も必要なサービスを安心して継続利用することができる、という観点から、改めて「全介護従事者への公費での定期的なPCR検査の実施」を求めていきます。
なお、今回のアンケート結果は、9月2日(水)にマスコミ等へ発表するとともに、関係議員とも情報共有することによって、皆さんの声を国へ届けました。
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【新型コロナウイルス対策】介護従事者へのPCR検査に関する緊急アンケート結果
2020年09月07日掲載