2019年11月1日(金)に「第41回医療・福祉フォーラム(主催:医療・福祉フォーラム実行委員会・代表京極髙宜)」が日本赤十字社(東京都港区)で行われ、染川事務局長がシンポジストとして登壇しました。
「医療・福祉フォーラム」は2部構成になっており、第1部基調講演では、厚生労働省政策統括総合政策担当伊原様より『働き方改革と人材確保について』の講演があり、日本全体の人口が減少していく中で、どのように介護人材を確保していくべきか、ICT活用や介護ロボット導入について等のお話がありました。
第2部は『社会福祉法人における働き方改革と人材確保』をテーマにシンポジウムが行われ、労働組合の立場として染川事務局長がシンポジストとして登壇しました。
染川事務局長は「就業意識実態調査」や「6月アクション」などのNCCUの取り組みをもとに、介護現場の有給休暇取得状況や年間総労働時間などの実態を報告しました。
また、介護人材確保には働きやすい労働環境が必要でありその為には労使が一体となって取り組む必要性を訴え、『介護業界の労働環境向上を進める労使の会』として取り組んだ「ご利用者・ご家族からのハラスメント防止に関する集団協定」を紹介しました。更に、最近の傾向として、賃金の引き上げや手当の増額、対象者の拡大等を行い、介護従事者の退職を防ぐための対策を考える法人が増えてきている現状について報告しました。
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「第41回医療・福祉フォーラム」染川事務局長がシンポジストとして登壇
2019年11月11日掲載