1月30日、上部団体UAゼンセンの第7回中央委員会が大阪府立国際会議場で開催され、加盟労働組合から中央委員506名(NCCUから専従者9名)、役員116名(NCCUから1名)、来賓、傍聴者などが出席しました。
松浦昭彦会長は冒頭の挨拶で、「今年は『行動の年』。2019労働条件闘争、統一地方選挙、参議院議員選挙の3つの厳しい闘いにおいて、組織の総力を上げて闘い抜くという意味だ。結果はすべて明確に示される。最後の最後まで妥協することなく、必ず勝利するという決意を皆さんと誓い合いたい」と呼びかけました。
また、昨年末の臨時国会で可決された入管法改正案にも触れ、「人材不足に何らかの手を打つことは喫緊の課題だと認識している。しかし、本来行うべきは、生産性の向上による人材不足の解消と、人材不足業種の特徴ともいえる相対的に低い処遇を向上させること。人材不足のすべてを外国人就労者で補うということはあってはならない」と述べました。
執行部より提案された「2019労働条件闘争方針」をはじめとする3議案はすべて満場一致で可決されました。
中央委員会の閉会後、「田村まみ応援メッセージソング」が発表されました。
応募総数2504件の仲間の思いが歌詞になったオリジナル曲「仲間の笑顔のために」が映像付きで披露された後、私たちの代表 田村まみさん本人が登壇。あらためて決意を述べました。
「あと残り7カ月の闘いです。耳にするのは『厳しい』という言葉ですが、私たちの労働運動が厳しくなかったことなど一度もありません。誰も目の前の仕事に手を抜いてなどいない。だから私も皆さんと一緒に歯を食いしばり精一杯やっていきたい。その思いが強くなるばかりです。4月には、身近な課題を解決するための統一地方選挙があり、私たちの意思表明ができます。そして7月には、私たちが働いている職場を守り、育てていくために私たちの意志を示すチャンスが訪れます。UAゼンセンには多様な人達が集まっています。その私たちが意志を示さなければ、多様な働く仲間、多様な人達がこれからの日本で活躍できるわけはありません。私たちだけの闘いではなく、日本で暮らすたくさんの人達が安心して暮らしていける社会を実現するための闘いであるとの思いで、皆様と共に行動してまいります。どうぞよろしくお願いいたします」。
会場は大きな拍手で応え、参議院選挙に向けた決意を新たにしました。
●田村まみ 応援メッセージソング「仲間の笑顔のために」はYouTubeで公開しています。パソコン、スマホでご視聴ください。
田村まみ 応援メッセージソング「仲間の笑顔のために」(4分20秒)
(左)松浦会長「3つの闘いに総力を挙げ、最後の最後まで妥協することなく、必ず勝利しよう」
(右)田村まみさんも「皆さんと共に、歯を食いしばり精一杯闘っていく」と力強くあいさつしました