4月下旬から5月1日にかけて、連合主催の「第89回メーデー」が全国各地で開催されました。NCCUの各総支部もそれぞれの地域で開催された式典等に参加しました。
東京・代々木公園では4月28日に「メーデー中央大会」が開催され、連合傘下の組合員およそ4万人が参集し、NCCUからも南関東総支部の組合員など61人が参加しました。
連合の神津里季生会長は、主催者代表の挨拶で「春季生活闘争は中小企業や非正規の賃金アップなど成果が出ている。また、いままで要求したくてもできなかった組合も、今年は続々と要求し、回答を引き出している。この勢いを日本全体に、すべての働くものにつなげよう」と呼びかけました。
また『働き方改革』について「長時間労働是正、同一労働同一賃金に魂を入れ込むのは、私たち労働組合。しかし日本に働く仲間の8割以上は組合がない。組合の傘に守られていない。もっと組合を作り、働く仲間を増やそう」と訴えました。
最後に「主役はすべての働くもの一人ひとり。一人ひとりが声をあげることが底上げにつながる」と挨拶し、「ボトムアップ!」と会場全体と一緒に声を上げました。
大会は「ディーセント・ワーク」の実現をめざす『メーデー宣言』を満場の拍手で採択。会場全体でのガンバロー三唱で閉会しました。
左から神津連合会長。来賓として加藤厚生労働大臣、小池東京都知事が挨拶に立ちました。