スローガン ~NCCU運動でつくろう! 日本の介護「夢・希望・未来」~
10月14日、NCCUは第19回定期大会を東京ベイ有明ワシントンホテルで開催し、組合員を代表する代議員90名をはじめ、役員、来賓、傍聴など約160名が出席しました。
今大会では、2018年度の「活動方針」「予算」「諸規則の改正」が提案どおり可決されたほか、出席代議員による投票の結果、NCCU規約の改正、会計監査3名の補充についてもそれぞれ可決、信任されました。今大会をもってNCCUの2018年度の活動がスタートしました。
【出席者】代議員90名(招集91名)、役員25名(招集25名)
【議長団】村上京子(東北・北関東総支部)、髙山敏秀(北海道総支部)
【来賓】UAゼンセン書記長 木暮弘様、UAゼンセン総合サービス部門事務局長 古川大様、UAゼンセン東京都支部支部長 渡辺理様、UAゼンセン人材サービスゼネラルユニオン会長 梅田弘様、UAゼンセン組織内参議院議員 かわいたかのり様
■第1号議案 2018年度活動方針について
■第2号議案 2018年度予算について
■第3号議案 諸規則の改正について
■第4号議案 NCCU規約の改正について
■第5号議案 会計監査の補充について
久保会長は、開会挨拶の冒頭で、投票日まで約1週間となった衆議院選挙に触れ、「多くの課題が山積する中での今回の選挙は今後の日本をどうするのかという判断が問われている。ぜひ未来に向けた一票を投じていただきたい」と呼びかけました。
また、2018年に控えた介護保険制度改正・介護報酬改定についての取り組みや10万人組織に向けた組織拡大、労働条件闘争に対する姿勢のほか、2019年の参議院選挙でUAゼンセンの組織内候補予定者として田村まみさんが擁立されることを報告。「かわいたかのり参議院議員と同様に国会に送り出さなければならない」と述べました。
(会長あいさつの全文は、本ページ下のPDFでご覧になれます)
来賓としてお越しくださったUAゼンセン組織内議員 かわいたかのり参議院議員は、次のようにご挨拶くださいました。
「今年はNCCU組合員の方が働く介護現場を見学させていただく非常にレアな経験をさせていただきました。心より御礼申し上げます。昨年3年ぶりに国政に復帰し、さっそく取り組んだのが介護人材の処遇改善についてでした。NCCUと共に政策のすりあわせを行い、厚生労働委員会、厚生労働部門、さらには厚生労働省への要請等々に取り組んだ結果、改正介護保険法の付則として介護職員の処遇改善に関わる文言を入れることができ、少しずつですが成果が出始めています。
こうした取り組みは、皆さまに応援していただき、国会に送っていただいた故にできたことです。政治を遠い世界の事として他人事のように見ていたのでは、状況は変わりません。私の国会事務所はNCCUの出張機関です。ぜひ国会見学などで国会に足を運び、皆さんの目で、国会で何が行われているか確認してください。介護保険制度の枠組みの中で働くNCCUの皆さんにとって政治がいかに大事かということを感じていただければ、今後の活動もさらに充実したものになると思います」。
今大会では、この1年間にNCCUに加わった新たな仲間として「愛來分会」「プランニングケア分会(ジャパンケアグループ分会に統合)」「SOMPOケアメッセージグループ分会」「クレアメディコ分会」が紹介されました。
また、UAゼンセン海外ボランタス派遣チームの一員として海外派遣に参加した佐藤智子さん(南関東総支部)、加藤恵理さん(中国・四国総支部)が、活動報告を行いました。
さらに、この日は11月11日介護の日に向けた社会貢献活動「介護あるある川柳」の最終選考として出席代議員の投票も行われました。結果の発表は、11月11日にNCCUホームページで行う予定です。
また、会場内で行った「北朝鮮による日本人拉致被害者家族支援グッズ販売」には、42,300円の善意が寄せられました。
なお、翌15日には、NCCU本部で「交渉推進セミナー」を開催。経営側との交渉に臨む分会役員、総支部担当者などが出席し、「秋季労働条件整備」「年末年期就業対策」「期末一時金」などの交渉ポイントや労使協議会の進め方などを再確認しました。
(写真・左)「プランニングケア分会」「SOMPOケアメッセージ分会」「クレアメディコ分会」が檀上にて挨拶しました。
海外ボランタス派遣チームに参加した佐藤智子さん(写真・中央)、加藤恵理さん(写真・右)が活動報告を行いました。
(写真・左)北朝鮮による日本人拉致被害者家族支援グッズを販売。
(写真・中央)最後は久保会長によるガンバロー三唱で閉会しました。
(写真・右)大会翌日には『交渉推進セミナー』に分会役員、交渉担当者等が出席し、今後の交渉の進め方などを確認しました。