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UAゼンセン第2回中央委員会にNCCUから9名が参加

2014年02月07日掲載

1月30日、NCCUの上部団体UAゼンセンの第2回中央委員会が福島県文化センターで開催され、加盟労働組合から中央委員415名(NCCUから7名)、役員108名(NCCUから2名)をはじめ、傍聴者、報道関係者などが参加しました。

開会に先立ち、福島県の佐藤雄平知事が登壇し、今も約14万人が避難生活を余儀なくされている福島の現況と共に、今後の復興ビジョンを報告。「福島県では今、活力ある福島・安全な福島・思いやりのある福島にするために重点政策を設定し、取り組んでいる。観光業や農林水産業が厳しい状況にあるが、多くの皆さんに福島に足を運んでいただき、それぞれの地元に帰って福島をコマーシャルしていただくことが復興につながる。『よくぞここまで復興した』と言われる福島県を創っていくために、今後もぜひ一層の支援をお願いしたい」と呼びかけました。

逢見直人UAゼンセン会長もあいさつの冒頭で東日本大震災に触れ、「この震災を忘れず、被災地の方々に寄り添い復興支援を継続するとの気持ちを込めて、この第2回中央委員会を福島で開催することとした。日常生活の中で忘れがちになる震災の事実を思い出し、一日も早い被災地の復興を願いつつ、息の長い復興支援を続けていきたい」と述べました。 さらに逢見会長は、安倍内閣が景気回復のために賃上げが重要との認識を示していることや、政労使会議でもその認識を共有したことについて、「その恩恵が一部の大企業や正社員に限定されることなく、中小企業あるいはパートタイム労働者などにも波及し、みんなが等しく分け前を得られるようにしなければならない」と訴え、こうした中で始まる2014賃金闘争について、次のように呼びかけました。
「労働条件の改善は政府がやってくれるわけではなく、労働組合が要求し、交渉して、初めて実現できるものであることを忘れてはいけない。まずは労働組合のあるところが賃上げ相場を形成し、それを労働組合のない未組織企業などにも広げていく。そうした流れを作るのが私たちの役目である。厳しい局面も予想されるが、団結を強化して闘っていかなければならない。2014労働条件闘争で私たちの力量をしっかりと示し、今後の活動に弾みをつけていこう」。

今委員会では、2014労働条件闘争方針や期末一時金闘争方針など4議案をすべて満場一致で可決。最後に逢見会長の掛け声によるガンバロー三唱で閉会しました。

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復興支援継続の気持ちを込め、今委員会は福島で開催されました

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左・逢見会長「労働条件の改善は、労働組合が要求・交渉して初めて実現できるもの。私たちの力量を示していこう」
右・佐藤福島県知事「多くの皆さんに福島へ足を運んでいただくことが復興につながる。今後も一層のご支援を」

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会場では「福島の記録展」が開催され、震災直後からの足跡を振り返る報道写真が展示されました

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