10月18日(金)、NCCU第15回定期大会を東京・江東区のTOC有明で開催し、組合員を代表する代議員140人により、2014年度の活動方針や予算など6議案を可決しました。
【出席者】代議員140名(招集164名)、役員22名(招集22名)
【議長団】中野渡 高洋(東北総支部)、宮川 昭雄(東京総支部)
【来 賓】UAゼンセン 逢見 直人会長、UAゼンセン総合・サービス部門 鈴木 隆事務局長、UAゼンセン東京都支部 二宮 誠支部長、UAゼンセン東京都支部 岡田 啓支部長代行、UAゼンセン人材サービスゼネラルユニオン 緒方 裕司会長
大会は定刻午前10時、目春中央執行委員の司会で開会し、議長団に中野渡代議員、宮川代議員を選出しました。
中野渡議長は「私の職場は大船渡ですが、震災の時は皆様から暖かいお言葉とご支援をいただきまして本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。今日は議長という大役を任命されまして、不慣れではありますが無事終了できますよう円滑な議事進行を心がけますのでよろしくお願いいたします」とあいさつをしました。
冒頭の挨拶で陶山会長は、まず昨年の11月に発足した上部団体のUAゼンセンについて触れ、第23回参議院議員選挙の取り組みに対する組合員への御礼、労使の対話やNCCUのあり方について述べました。最後に働く者の労働環境の改善を通して介護人材を安定的に育て、魅力的な業界にしていくために一緒に頑張りましょうと締めくくりました。
午前に行われた2013年度活動報告・会計報告は満場一致で承認されました。
午後は、下記6つの議案が提案され、第1号議案、第2号議案、第4号議案は満場一致、第3号議案、第5号議案は賛成多数で可決、第6号議案は出席者の拍手をもって承認、可決されました。
第1号議案 2014年度活動方針について
第2号議案 2014年度予算について
第3号議案 NCCU規則の改正について
第4号議案 諸規則の改正について
第5号議案 2014年度秋季労働条件整備の活動について
第6号議案:特任中央執行委員の補充について
また、「仲間づくりの紹介」では、この1年間にNCCUに仲間入りした東京総支部の「エンケイ分会」、東海・北陸総支部の「東日本福祉経営サービスグループ分会」と「常陽会分会」が紹介されました。
続いて「海外ボランタス活動報告」では、東北総支部の山口 いずみさんと南関東総支部の礒口 那奈さんがUAゼンセン海外ボランタス派遣チームの一員としてスリランカで行った活動について報告をしました。
大会は、スローガンを確認するガンバロー三唱で午後4時30分に閉会しました。
なお、会場では社会貢献活動の一環として、東北の震災復興支援「コットンプロジェクト」と北朝鮮による拉致被害者を救出するために短波放送を行っている「しおかぜ」を支援するグッズを販売し計86,500円のお気持ちを頂戴しました。皆さんのご協力に感謝いたします。
翌19日には「秋季労働条件整備セミナー」をNCCU本部会議室で開催し、分会長や総支部長など約50名が参加しました。このセミナーは、第15回定期大会で決定した「秋季労働条件整備」の要求方針などに基づき、経営側との交渉にあたる際のポイントや流れを再確認するために開催されたもので、あわせて「冬期一時金交渉」と「年末年始就業対策交渉」の取り組み方のほか、2014年度の分会活動を進めるにあたっての解説も行われました。
定期大会会場風景
左・陶山浩三会長挨拶、右・議長団の宮川さん(左)、中野渡さん(右)
新しい仲間の紹介(左より「エンケイ分会」、「東日本福祉経営サービスグループ分会」、「常陽会分会」)
左・海外ボランタス活動報告を行う山口さん(左)と礒口さん(右)、右・大会スローガンと共にガンバロー三唱
左・19日に開催された「秋季労働条件整備セミナー」には約50名が参加しました。
右・前日の定期大会では参加できなかった九州・沖縄総支部の「アスパル職域分会」が新しい仲間として紹介されました。