3月8日、連合と連合東京の共催による「連合2013春季生活闘争 3.8国際女性デー 全国統一行動中央集会」が開催され、会場の千代田区・よみうりホールに連合傘下の労働組合から891名の組合員が参集。NCCUからも2名が参加しました。
主催者を代表して挨拶した古賀伸明連合会長は、「働く者を軸とした安心社会の実現の為には、経済や政治への女性の参加は不可欠であり、労働組合活動への女性参画も欠かせない」と述べ、「男女平等参画社会の実現に向けた取り組みを一層強化することを、この集会であらためて確認する」との決意を示しました。
続いて、高橋睦子連合副事務局長が基調提起を行い、2013春季生活闘争と女性の活躍促進の取り組みについて報告。男女間の賃金格差の是正やワーク・ライフ・バランスの実現等の必要性を提起しました。
その後、『女性の活躍と経済社会の活性化』と題して、藻谷浩介氏(日本総合研究所主任研究員)による講演が行われました。藻谷氏は、日本経済の活性化には女性就労の促進と賃上げが不可欠であるとして、今こそ同一価値労働同一賃金の確立が必要な時と指摘されました。
最後に、女性の活躍促進と男女平等社会の実現を目指す「集会アピール」を採択し、国際連帯の場で歌われる『連帯で強くなれる Solidarity Forever』を合唱して閉会しました。
連合傘下の組合から女性517名、男性374名が集まりました。
3月8日は、「女性の政治的自由と平等のために行動する記念日」と位置づけられています