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連合「安心と信頼の医療と介護」2012中央集会に参加しました

2012年05月14日掲載

5月12日、東京・千代田区の日本教育会館で開催された連合主催の「安心と信頼の医療と介護2012中央集会」に、NCCUから15人が参加しました。昨年は東日本大震災の影響で中止となりましたが、今年は医療や介護の現場で働く連合傘下の組合員651名が出席しました。

開会にあたり、連合の南雲弘行事務局長が「医療や介護の現場で働く方々が、誇りを持って安心して働けるような政策やディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を目指していく」と挨拶、次に花井圭子総合政策局長が連合の取り組みについて述べました。

基調講演では、福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座主任教授の葛西龍樹氏が地域包括ケアにおける家庭医の役割について講演、締めくくりには被災した福島の状況を説明されました。

午後の部では、看護と介護の2つの分科会に分かれ、約3時間の討議を行いました。
NCCUが参加した第2分科会「2012年度介護報酬改定の介護現場への影響と今後の対応について」では、まず厚生労働省 老健局 介護保険計画課長の度山徹氏が介護分野の課題や今後の介護保険制度の展望等について報告しました。
次に介護現場で働く3人がそれぞれの立場から問題を提起し、NCCUからはジャパンケアグループ分会の塚本至さんが介護報酬が改定になったことによる現場への影響や、今後の介護保険に対する改善についての意見を述べました。
連合では、この集会で出された意見をもとに、厚生労働省に対する要請行動を2012年6月までに実施する予定です。

また、集会後に有楽町マリオン前で行われたアピール行動では、NCCUの村上久美子政策部長が介護現場の現状を報告し、介護労働者の処遇改善について訴えました。

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有楽町でのアピール行動

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左・塚本さん(左から2番目)「次世代へ繋げられる業界にしていくためにも介護保険の改善を」、
右・村上政策部長(中央)「「介護難民」を発生させないためにも、介護労働者の処遇改善を」

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