4月28日、第83回メーデー中央大会が東京・渋谷の代々木公園で開催されました。
「日本全体でつながり支え合おう!すべての働く者の連帯で、働くことを軸とする安心社会を実現しよう!」をテーマに、連合傘下の組合員約3万5000人が集合。NCCUからも組合員とご家族40名が参加し、「介護職の待遇を改善しよう」「長時間労働を撲滅しよう」などと書いたボードを掲げました。
冒頭、連合の古賀伸明会長は、東日本大震災について述べ「雇用の再生なくして、被災地の復興・再生なし」と訴えました。また、社会の格差の拡大についても触れ「働くことを軸とする安心社会」を実現する必要性を主張しました。
次に来賓の野田佳彦首相が、日本に「子どもたちの元気」「地方の元気」「働く人たちの元気」の「3つの元気」を実現するために、与野党の壁を乗り越えて「社会保障と税の一体改革」実現しなければならないと訴えました。
最後に、格差是正やディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現などを求めるメーデー宣言を採択し、ガンバロウ三唱をして閉会しました。
組合員がボードやのぼりを掲げました
左・古賀連合会長「働く者を大切にする社会を目指していこう」、
右・野田首相「与野党の壁を乗り越えて社会保障と税の一体改革を実現させる」
NCCUからも多くの組合員とご家族が参加しました