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民主党の人材確保法 法案修正で与野党が合意

2008年04月22日掲載

~財源問題など今後の進捗に注視~

民主党が1月に衆議院に提出し、4月9日から厚生労働委員会で審議が始まった「介護労働者の人材確保に関する特別措置法案(人材確保法案)」は、民主・自民両党が法案修正に合意したことがわかりました。(4月22日付日本経済新聞より)
人材確保法案は、介護職員の賃金などの処遇改善をはかるため、民主党が議員立法で提出したものです。賃金水準が基準を上回る「認定事業所」に対し介護報酬を3%加算することで、職員の賃金を月2万円程度引き上げ、その財源は全て税金でまかない、介護保険料は引き上げないという内容です。

NCCUではこれまで、民主党による2度のヒアリングに応じ、都度「離職を防ぎ、魅力ある業界とするためには介護報酬の引き上げが必要」などと訴えてきました。2月7日には「介護労働者の人材確保等を求める要請」を舛添厚生労働大臣に直接手渡しています。(要請はこちら)

今回の報道によると、合意した修正案は「賃上げの具体的な水準や金額を明記しない」としており、財源の問題など懸念される事項もあるため、今後も注視していきます。

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