次回介護保険制度の改正に備え、現場の声を反映させた政策立案に役立てるための「NCCUフォーラム2007」を、8月25日、東京・港区の友愛会館で開催し、66人が参加しました。
法改正について組合員の意見を聞くフォーラムは、今回が初めての開催。2006年の法改正および報酬改定による現場の影響と、良質なサービス提供の2点について職種別に話し合う分科会を行いました。訪問介護員の分科会からは「国は現場をわかっていない」「要支援となりサービスが打切られたご利用者もいる」などという声があがりました。
基調講演では、ヘルパー2級で介護経験を持つ俳優の金田賢一さんをお招きし「介護は時には演技も必要」など実体験を交えたお話しをうかがい、参加者から大きな拍手が送られていました。
NCCUでは、西日本の組合員を対象とした同フォーラムを、9月8日に岡山で開催する予定です。
介護認定の結果に疑問を感じることがあります(荒木正子さん・南関東支部)
良質なサービスのために研修などを受けやすい環境も必要です(中田智代さん・北海道支部)
金田さんの講演に聞き入る参加者のみなさん