日米の介護労働について意見交わす
SEIU(北米サービス従業員組合)の組合役員11人が、2007年3月9日、
NCCU本部を訪れ、日本の介護保険制度などについて、情報交換をしました。
SEIUは1921年に創立。ヘルスケア(病院・介護)、ビル管理、公共部門などで
働く労働者で結成された、組合員数180万人の産業別組織で、
組合本部の他に300以上の支部があります。
今回NCCUを訪問したのは、
介護労働者が加入している「6434支部」と、介護施設労働者2万8000人で構成
している「775支部」の2支部のメンバーです。
11人はNCCUの活動内容と介護保険制度の説明に熱心に耳を傾け、
介護保険制度のないアメリカと日本の違いや、制度の財政が逼迫している原因など、
約2時間にわたり、質疑応答が行われました。
NCCUでは2005年に、3人のメンバーがロサンゼルスの「6434支部」
を訪問しており、1年半ぶりの再会を喜び合うと同時に、今後も交流を
深めることを誓い合いました。
写真上:あいさつする6434支部のタイロン・フリーマン委員長(中央)
写真下:11人のメンバーをNCCUスタッフが歓迎