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連合『安心の介護保険制度の確立と介護人材の処遇改善実現を求める11.11市民集会』に参加

2016年11月14日掲載

11月11日(金)連合主催の『安心の介護保険制度の確立と介護人材の処遇改善実現を求める11.11市民集会 』がニッショーホールで開催され、NCCU政策部門の林おりえさんが訴えを行いました。
林さんは、この日集まった約500人を前に、「介護現場の現状を知ってもらい、介護業界の未来について一 緒に考えていただく機会に」と挨拶し、人材不足にあえぐ現場の実情について訴えました。
その中で、「人材不足のために新規の利用者を受けられない事業所」や「新規開設しても働く人が集まら ずオープンできない施設も多い」といった実例を紹介。そして「もっとも介護の需要が増える2025年に管 理者やリーダーとなる人材の育成が急務であるのに、いま新たな人材を採用できないのは、今後に向けた 大きなリスクだ」と人材不足の深刻さを指摘しました。
さらに、こうした状況を打破するためにも「処遇改善」が必要であり、「私たちは多くを求めているので はありません。当たり前の生活ができる、将来設計が描ける賃金が欲しい、ただそれだけなのです」と強 く訴え、「介護で働く人たちの問題はけっして働いている人たちだけの問題ではなく、すべての人にかか わる問題。ぜひ自分の身に置き換えて介護の未来について興味を持っていただきたい」としめくくりました。

またこの集会には「高齢社会をよくする女性の会」代表の樋口恵子さんをはじめ、介護サービス利用者、高齢者の立場からの訴えも行われました。
集会は最後に、働く人が介護離職をせず、介護で働く人が離職しない社会の実現を目指す集会アピールを採択し、閉会しました。

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