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内閣府 介護人材WGに河原政策顧問が出席 論点整理が進む

2011年04月25日掲載

4月22日、内閣府の「実践キャリア・アップ戦略 介護人材ワーキンググループ(WG)」の第4回会合が開催され、委員を務める河原四良政策顧問が出席しました。
今回は、これまでに出された各委員の意見を元に、同WGにおける論点の整理案が示され、実践キャリア・アップ戦略を導入する意義や、レベル設定(概要は下表参照)、「できる(実践的スキル)」「わかる(知識)」の評価方法、運営体制、普及・浸透方法などが提示されました。

この整理案の内容を受け、河原政策顧問は次のように発言しました。
「実践キャリア・アップ戦略の裏付けとなる、学問としての『介護学』が確立されれば、社会的・職業的地位の向上につながるのではないか。学者、研究者の方にはぜひ『介護学』の確立をお願いしたい」
「基本的な考え方として示された7段階のレベルのうち、レベル2に『一定の指示があれば、ある程度の仕事ができる』とあるが、これではまるでわれわれの仲間は指示がなければ動けないかのように受け取れる。この表記は『一定の指示のもとで、ある程度の仕事ができる』としていただきたい」
また、『レベル4については一定の実務経験を有する者』という記述について、河原政策顧問は、「『一定の実務経験』が時間軸の長さを意味しているとしたら、能力に基づくレベル設定が揺らぐのではないか。せめて『原則として』を加えたらどうか」と指摘。これについては河原政策顧問の提案通り書き換えられることになりました。

さらに、「東日本大震災の影響を受け、制度導入までのスケジュールに変更はないのか」の質問に対し、事務局からは、「被災地における新しい街づくりや介護のあり方の検討など、早急に取り組むべき課題も生まれていることから、このWGでの議論は予定通りに進める予定である」との回答がありました。

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今回は、実践キャリア・アップ戦略における今後の論点整理が進みました。

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