■開催日:2023年4月22日
■参加人数:東北・北関東総支部の組合員19名
■会場:オンライン(ZOOM)
■プログラム:
第1部:NCCU報告
第2部:防災術・防災食セミナー
■セミナー講師:株式会社オフィスRM 代表取締役 今泉マユ子 氏
今回は東北・北関東総支部の青森支部企画として、東日本大震災の経験を踏まえ「防災術・防災食セミナー」を開催しました。
第1部ではNCCUの活動報告として、組合員の皆さんへ回答をお願いしている「就業意識実態調査」の重要性と調査がどのように活用されているかについて報告しました。
第2部の「防災術・防災食セミナー」では、株式会社オフィスRMの今泉マユ子氏を講師としてNCCU本部にお招きしました。
講師からは、現在の防災の考え方が在宅避難を推奨しており、それに伴いどのような備えが必要なのかについて講演いただきました。
セミナーでは、事前に参加者の皆さんに送付した「アルファ化米」と「野菜ジュース」を利用し、講師と一緒に防災食を調理しながら、少ない水で洗い物も少なくできるレシピの実演を行いました。
また、今回の研修ではお湯に入れるだけでできるレシピの試食も行いました。
内容は電気ポットに高密度ポリエチレン袋に入れたお米と水を保温するだけで通常と変わらないお米が炊け、一緒に高野豆腐と麻婆豆腐の素を混ぜた袋も入れると日常にも美味しいご飯と麻婆豆腐が完成します。
ぜひ今後、災害に備える時だけでなく実際に作っていただきたいレシピです。
参加者から、防災術では「防災の意識が高まった」、「具体的に自宅避難について考えることができて良かった。防災について普段から考えるだけではなく、実践しようというきっかけとなった」などの感想をいただきました。
防災食の方は「栄養について興味があり、今回の研修でレシピも増えそう」、「特別な防災食を用意するのではなく、普段から食べている物、食の好みを踏まえて用意すれば良いことがわかった」「水だけでなく野菜ジュースや豆乳なども調理に使うつもりで、ローリングストックとして加えたいと思った」など、新しく学ぶ機会になりました。
皆さんで一緒につくったアルファ化米と野菜ジュースのレシピについては「昼食として食べたが味も良く一人前の量がわかった」、「温めてケチャップをかけてみたところおいしかった」などの感想がありました。
東北・北関東総支部では現在6月に開催予定の風呂敷活用術の研修会を参加募集中です。引き続き参加をお待ちしています。