3月5日(土)、札幌市内において、連合北海道主催「2016春季生活闘争 3・8国際女性デー・全国統一行動北海道集会」が、北海道各地から、働く仲間150名以上が参加し開催されました。
「3・8国際女性デー」は、1857年にニューヨークで起きた工場火災で多くの女性たちが亡くなったことを受け、3月8日に行われた、低賃金・長時間労働に抗議する集会が起源です。その後、国連においてこの日は、「女性の権利と平等のために戦う記念日」と位置づけられ、今も世界各地で様々な行動が展開され、「北海道集会」もその一環として開催されました。
基調講演の後、各職場からの活動内容や職場環境などの報告がありました。
この中で、介護現場代表として、NCCU北海道総支部・運営委員長の林おりえさんが介護現場と女性を取り巻く環境について報告を行いました。
林さんは、介護の現場で働く女性の比率は、男性と比べ大変高い。また、女性の場合、働く人のライフスタイルと仕事の内容や雇用環境が密接に影響し合っている。
介護の業界には、女性特有の「しなやかな強さ」が必要で、管理者も比較的女性が多く、様々な現場で活躍している。
「介護は日本の未来を支える重要な仕事です。」「今日ご参加頂いた方々にも、この先介護保険制度を利用する立場として、介護の未来について興味を持っていただきたい」と訴えました。
運営委員長の林さんが介護現場の立場から報告を行いました