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「ご利用者・ご家族からのハラスメントに関するアンケート」結果報告

2018年6月25日掲載

日本介護クラフトユニオン(NCCU)は、本年4月から5月末までの間に、組合員を対象に「ご利用者・ご家族からのハラスメントに関するアンケート」を実施し、この度、その最終結果をとりまとめました。
近年、ハラスメントの問題は多くのメディアで取り上げられ社会的関心を集めていますが、介護現場の大きな特徴は、一般的な職場におけるハラスメント以外に、サービスご利用者やご家族からハラスメントが存在していることです。NCCUはその現状を把握し、今後の活動に反映させるために今回のアンケート調査を実施しました。なお、このアンケート調査については、去る4月27日に「中間報告」として1,054人の回答からセクハラに関するものだけを抽出した結果を公表しています。

今回のアンケート結果をまとめた「調査結果報告書」は本ページ下のPDFでご覧になれます。

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今回の結果は、6月21日にNCCU本部で行った報道機関向けの記者報告会にて公表しました。
結果の報告を行った村上久美子政策部門長は、「ご利用者の権利が守られているのと同様に、介護従事者の権利も守られるよう望む。働く環境を良くしていかなければ人材不足は解消されない。より良い介護業界にしていくために、今回の結果をぜひ社会全体で真剣に受けとめていただきたい」と述べました。

また、染川朗事務局長は今回の結果を受け、現状と今後の対応について、次のように述べました。
「今回の調査でわかったハラスメントの具体的内容の中には、性犯罪や傷害事件といえるものさえあった。厚生労働省は『高齢者に対する虐待』についてきめ細かく把握し、報告体制なども整えているが、介護従事者にこのような実態があることは、これまで誰も把握しようとしてこなかった。今回、74%の介護従事者が『ご利用者・ご家族からのハラスメントを受けた』という結果になったが、ご利用者・ご家族の74%が加害者なのではなく、ごく一部の方がされていることだと受けとめている。とはいえ、介護従事者の不足が言われている中で、『支えを必要としている人』が『支えようとしている人』を虐待している、ともいえるのが現状ではないか」
「NCCUとしては関係省庁への要請も含め今後の対策を検討しているが、多くの対策をきめ細かく積み重ねていくしかない。まずは、こうした実態を広く認識していただき、社会全体として『ハラスメントは人を傷つける行為なんだ』『こういう行為はしてはダメだ』ということを認識していただくことが最初だと考えている」。

NCCUは今回の結果をもとに、関係省庁への要請をはじめ、労働組合として介護従事者の尊厳保持やストレスケア等に向けた取り組みも検討しています。

【ご利用者・ご家族からのハラスメントに関するアンケート】最終結果
●調査対象…日本介護クラフトユニオン(NCCU)組合員 約7万8,000名
●回答数……2,411名
●調査期間…2018年4月10日~5月31日
●実施方法…調査票は、組合員向け機関誌に同封して配布。各自が無記名による回答後、NCCUへ返送。
◆本調査の結果は、本ページ下のPDFでご覧になれます。

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