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とりくみ Labor policy / Political action

第18回中央委員会を開催しました

2018年2月19日掲載

2月17日(土)、東京港区の友愛会館で第18回中央委員会を開催しました。
各総支部から組合員を代表する中央委員、役員をはじめ、傍聴者、報道関係者など約120名が参集。執行部より提案された「2018労働条件交渉方針」「第25回参議院議員選挙必勝決議」の2議案は、共に可決しました。

【出席者】
中央委員 55名(招集58名)、役員23名(招集25名)、傍聴者など
【議長団】
明司知子(近畿総支部)、田家伸之(東海総支部)

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久保会長は冒頭のあいさつで、昨年10月の定期大会からこれまでの活動を振り返り、次のように述べました。
「賃金をはじめとする労働条件についての取り組みでは、昨年の厚生労働大臣への要請書提出や署名提出などの活動の結果、介護報酬改定はプラス0.54%となった。しかし加算を取得しなければ厳しい内容だ。今年の賃上げ交渉は、人材不足という観点からも全産業平均賃金に少しでも近づけなければならない。NCCU全体の統一要求である格差是正の意味を理解し、一丸となって闘っていこう」。
また、久保会長は政治活動にも触れ、「現在、私たちの仲間の代表は川合孝典参議院議員しかいないが、来年に向けUAゼンセン組織内候補予定者として『田村まみ』氏の擁立が決定した。NCCUも田村まみさんを支援するにあたり、介護従事者の処遇改善などを盛り込んだ政策協定を結んだ。私たちの代弁者として国会に送り出さなければならない」と呼びかけました。
(「会長あいさつ全文」は、本ページ下のPDFでご覧になれます)

会場には田村まみさん本人も駆け付け、第2号議案「第25回参議院議員選挙必勝決議」の提案にあたり、次のように決意を述べました。
「今、UAゼンセンに集う各地の仲間の皆さんのもとにお伺いしていろんなお話を聞かせていただいています。そんな中、私は、UAゼンセンだからこそ作れる政策があると実感するようになりました。その一つが、介護の問題です。介護サービスを利用する方、仕事をしながら家族の介護をする方の視点だけでなく、UAゼンセンは、介護現場で働くNCCUの皆さんも一緒に集う産別組織だからこそ、立てられる政策があると思うようになりました。今までも同じUAゼンセンの仲間でしたが、あらためて、これからも一緒に活動させてください。私たちが私たち自身の問題として考えないといけない政治の問題について、現場で本当に忙しく働いている仲間の皆さんにもご理解いただけるよう、この活動を共にしていただくことをお願いいたします。私も頑張りますので、ぜひ一緒に頑張らせてください。どうぞよろしくお願いいたします」。
田村さんの決意表明に会場は満場の拍手で応えました。
今中央委員会は、最後に久保会長によるガンバロー三唱で閉会しました。

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あいさつに立つ久保会長(上)
と田村まみさん(下)

なお、今中央委員会で決議された「2018労働条件交渉方針」は以下の通りです。NCCUの各分会は、この方針に沿って各法人との交渉に臨みます。

【2018労働条件交渉方針】
1.賃金改善交渉
(1)水準要求
・月給制組合員:平均10,000円(格差是正分)以上
・時給制組合員:平均60円(格差是正分)以上
・年俸制組合員:平均160,000円(格差是正分×16カ月※)以上 ※年間一時金4カ月と考える
・介護事業に関連しない組合員:UAゼンセン総合サービス部門の要求方針に準じる
(2)制度要求
・定期昇給制度の導入
・扶養手当(家族手当)の導入
(3)介護職員処遇改善加算に関する統一要求
・介護職員処遇改善計画書策定に伴う要求
・介護職員処遇改善計画書の周知に関わる要求
2.期末一時金交渉
(1)月給制組合員:年間4.0ヵ月(夏期・冬期別要求はそれぞれ2.0ヵ月)以上
(2)時給制組合員:原則、期別要求で2.0ヵ月以上
3.分会独自要求
各分会は、上記の統一要求とは別に、分会独自の課題を要求する。

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第2号議案「第25回参議院議員選挙必勝決議」が可決されました。田村まみさんを国政に送り出すべく応援しましょう!

第18回中央委員会 会長あいさつ.pdf 第25回参議院議員選挙 必勝決議.pdf
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