【労使の会による取り組み内容】
1.コロナ禍におけるメンタルヘルスの相談窓口の設置
2.相談窓口の相談員を育成する研修への参加
3.相談窓口開設の周知徹底を図るためのポスター掲示
この取り組みの一環として開催された今回の『メンタルヘルス相談窓口担当者研修』は、講師に精神科専門医・認定産業医の渡辺洋一郎様(日本CHRコンサルティング株式会社代表)をお迎えし、『コロナ禍をうまく乗り越えるために ~相談受付のポイント~』と題して行われました。
新型コロナ禍に伴う不安やストレスの特徴をはじめ、相談の受け方や実際の対応についてご講義いただく中で、ストレス症状には気の持ちようで変わりうる「心理的レベルの症状」と医療が必要な「脳レベルの症状」があることや、相談対応で必ず確認したいポイント、相談窓口担当者に求められる役割と見識などについて理解を深めることができました。出席者からは「あらためて確認できたことが多く、今後の相談対応のために非常に役に立った」「相談者が伝えようとしている『事実』に耳を傾けることや、こちらが答えを出すのではなく、相談者がご自身で答えを見つけられるよう対応することの大切さを理解できた」などの感想が聞かれました。
すでにNCCUと各法人は相談窓口の設置に向けて取り組んでいるほか、労使の会として、相談窓口開設の案内ポスターを近日中に組合員が働く全事業所へを発送する予定です。
【日本介護クラフトユニオン(NCCU)組合員の皆さんへ】
不安やストレスを感じた時、そのつらさや苦しさをだれかに話すことで気持ちが楽になったり、自分なりの答えが見つかることがあります。「何かあれば相談できる場所」としてNCCUのフリーダイヤルをご利用ください。
■日本介護クラフトユニオン(NCCU)フリーダイヤル0120-519-931(平日9:30~17:00)
※個人情報は厳守します。匿名でもOK。お勤め先の法人名をお伺いする場合があります。
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