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【厚労大臣あて要請】介護従事者への特別手当の支給、衛生用品の安定供給を!

2020年05月01日掲載

日本介護クラフトユニオン(NCCU)は、新型コロナウイルスの拡大の中で日々寄せられる組合員からの声を受け、5月1日、加藤勝信厚生労働大臣あての要請書を提出。介護従事者への特別手当の支給と、衛生用品の安定供給に向けた強力で有効的な措置を継続的に講じることを求めました。

■厚生労働大臣宛『新型コロナウイルス感染症の対応に関する要請書』
  1.介護従事者への特別手当の支給
  2.衛生用品等の更なる支援
※要請書全文は本ページ下のPDFをご参照ください。

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 5月1日、染川朗事務局長、村上久美子副事務局長は厚生労働省を訪ね、老健局総務課 栗原正明企画官に大臣宛要請書を手渡し、次のように訴えました。
「現場は非常に疲弊している。介護職員自身の感染の恐れだけでなく、自分たちがウイルスを媒介してしまうのではないかという危機感をもって働いている。しかしサージカルマスクは異常とも言えるほど高騰しており、介護報酬で補える価格ではない。無料配布を求めているわけではなく、常識的な価格で一般に流通するように対応していただくことを切にお願いしたい」。
「介護事業は経営上の余力がない中で運営されており、危険手当や特別手当については労使の話し合いだけでは良い答えが見つからない。現場で働く方の特別手当については、ぜひ国による手当をお願いしたい」。
「介護現場は人手不足の状況が続いている。新型コロナの影響を受けて既に柔軟な対応が認められた部分もあるが、一方では初任者研修が開講できない状況にあるので、まだ資格がない人でも企業内研修などを受けて現場で働けるような緩和策を出していただけないか。このままでは現状維持だけでも大変で、新たに介護サービスを必要とする方を受け入れることができない」。

こうしたNCCUの求めに対し、厚生労働省側から次のような回答がありました。
「報酬については、平時とは違う状況の中で躊躇すべきではないとの考えで対応している。昨日成立した補正予算で、事業を継続するための策として、お話にも出た掛かり増し的な対応にお金がかかる部分を支援させていただく予算も入れており、特別手当にも使えるよう、広い使い方を認める方向で考えている。これは自治体でも予算を通していただき、速やかに現場に支援が届くように進めたい」。
「物資不足についてはご不便をおかけしている。これも昨日の補正予算で、さらに布マスクを月1回程度、継続的・定期的にお配りしていきたい。布マスクも飛沫を飛ばさないという意味では効果があるので、ご活用いただきたいと思う」。
「消毒液については、国で買い上げて供給する仕組みの中で順次配送しているところで、これまでは供給量が足りなかったが、5月分として供給するものはおおむね需要を満たすと考えている」。
「防護具は医療現場で圧倒的に足りない状況なので、すべての介護施設にお配りするのは難しい状況だが、万が一介護施設で感染が起こった場合は、衛生部局と介護部局で連携して施設や訪問介護事業所に供給する仕組みを作ったのでそちらも活用していただきたい」。
「人材不足を補う部分については、質とのバランスはあるが、できるだけ柔軟に対応していきたい。例えば、初任者研修については、座学と実習と一部オンライン可としていたものを、先日、基本的にオンラインで可とし、実習が必要な部分は後で担保していただけることになった」。

今回の要請書提出にご尽力くださったNCCU政治顧問の山井和則衆議院議員も同席し、「今日のNCCUさんの要請はこの場だけではなく、ぜひ前向きな対応をお願いしたい。私たちも連休明け8日に介護職員の処遇改善法案を議員立法として提出し、さらに5月12日からは介護保険法改正の審議が始まる。介護現場で命がけで頑張ってくださっている方々のために、危険手当支給なり処遇改善なりの吉報を届けられるよう、ぜひお願いしたい」と後押ししてくださいました。

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NCCUは現在、組合員を対象とした会議やイベント等は中止・延期していますが、組合員への感染防止はもちろん、組合員が感染したことによる利用者への二次感染は絶対に防がなければならないとの考えに基づき、国・自治体への要請や、分会組合員が働く法人との交渉を行っています。
介護現場で問題が発生した場合はNCCU本部までご連絡ください。

■日本介護クラフトユニオン(NCCU)
総合フリーダイヤル 0120-519-931(平日9:30~17:00)
本部代表電話 03-5730-9381(平日9:00~17:15)

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組合員から日々寄せられる切実な声を伝え、国としての対応を求めました

厚労大臣宛『新型コロナウイルス感染症の対応に関する要請書』.pdf
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