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「高齢者虐待防止に関するアンケート」の結果をご報告します

2016年08月05日掲載

高齢者に対する身体的・心理的虐待、介護の放棄などが表面化し、新聞やニュースで目にする機会が増えてきています。
こうした高齢者虐待の防止について、6月23日から7月7日の2週間にわたり、NCCUのHPにてアンケートを実施し、348名の方に回答をいただきました。

高齢者虐待に関する研修について、86.5%の方が「研修を受けている」との回答でした。ところが「研修は現状で十分か」という問いに対しては、十分と答えた方は54.1%にとどまり、およそ半数の方は「不十分」だととらえていることが分かります。
高齢者虐待の原因については「業務の負担が多い」が54.3%、「仕事上でのストレス」が48.9%、「人材不足」が42.8%という答えが上位を占めています。この3つは関連性が強く、それぞれが影響を及ぼしあっていると考えられます。
高齢者虐待への対策として、職場で高齢者虐待を防止するマニュアルが「ある」と答えた方が74.1%、通報先を「知っている」と答えた方が81.0%と高い比率を示していますが、一方で徹底がなされていない、という現状も読み取れます。

NCCU政策部門は今後もこうしたアンケートを実施し、組合員のみなさんの声を政策立案などに反映していきます。
アンケートへのご協力、まことにありがとうございました。

【アンケート実施概要】
「高齢者虐待防止に関するアンケート」

実施期間:2016年6月23日~7月7日
アンケート方法:日本介護クラフトユニオン(NCCU)ホームページ内でのネットアンケート
調査対象:日本介護クラフトユニオン(NCCU)組合員
回答者数:348名
※調査結果についての詳細は下記PDFファイルをご確認ください。

【問い合わせ先・取扱い留意点】
■報道関係・研究機関などの皆様へ■

本調査の結果を転載、または引用なさる際は、当ユニオンへご一報くださいますようお願い申し上げます。
また、取材の依頼等も承っております。
●「電話による連絡先」 日本介護クラフトユニオン TEL:03-5730-9381(副事務局長:村上)

2016高齢者虐待防止に関するアンケート結果資料.pdf
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