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各地で開催された第87回連合メーデーに参加しました

2016年05月11日掲載

~支え合い 助け合う 心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう!~

連合主催の「第87回メーデー」が4月下旬から5月1日にかけて全国各地で開催されました。NCCUの各総支部も地域の式典等に参加し、労働者の祭典を祝うと共に、働く仲間との連帯を確認しました。

4月29日、東京・代々木公園で開かれた「メーデー中央大会」には連合傘下の組合員約4万人が集まり、NCCUからも東京総支部・南関東総支部の組合員など約60人が参加しました。

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開会のあいさつに立った連合の神津里季生会長は、「失業率は見かけ上は改善しているが、その中身は不安定雇用や非正規雇用の増加だ。金融緩和に依存したアベノミクスの限界も明らかで、トリクルダウン頼みでは非正規労働者や中小企業には行き届かない。政府には格差是正に真剣に取り組んでほしい」と求めました。
また、同一労働同一賃金や介護士の処遇改善などをうたう政府与党に対し、「政策の中身には是々非々で対応するが、間違っても7月の参議院選挙が過ぎた途端に態度が変わるようなことがあってはならない」と釘を刺す一方、民進党には「一強政治によって丁寧な合意形成が失われていると言わざるを得ない状況の中、雇用と暮らしの安心、そして健全な民主主義のためにもう一方の受け皿が求められている。そのためにも民進党は目先の人気取りに走らず、責任ある政策軸を示し、行動することで国民の期待に応えていただきたい」と求めました。

今大会には、来賓として塩崎厚生労働大臣、民進党の岡田代表などが出席しました。
塩崎大臣は、「わが国は容易には解決しがたい人口問題に直面しており、これをどのように乗り越えていくのか世界が注目している。我々は、男性も女性も、高齢者も若者も、障害者も健常者も、あらゆる人が活躍する一億総活躍社会の実現をめざす」と述べました。
岡田代表は、「なぜ、民主党から民進党なのか。私たちは、巨大与党である自民党・公明党、そして安倍政治の暴走を止めるため、一歩前に出なければいけないと考えた。経済を大きくすることは大事だが、それが自己目的化してはいけない。経済を良くすることは一人ひとりが幸せになる手段であることだと肝に銘じ、私たちはしっかりと結果を出していく」と述べました。
大会では、『暮らしの底上げ実現に向けた特別決議』と、すべての働く者の連帯により\"働くことを軸とする安心社会\"をめざす『メーデー宣言』を採択。会場全体によるガンバロウ三唱で閉会しました。

なお、この日、NCCU組合員がマスコミ3社から取材を受けました。介護現場の声として、東京総支部・南関東総支部の組合員が意見を述べ、その内容は一般紙などに掲載されました。

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左・連合の神津会長「すべての働く者の暮らしの底上げに向け、ここから社会的うねりを巻き起こしていこう」、
中央と右・NCCU組合員が、テレビや一般紙、業界誌の取材を受けました

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