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参議院予算委員会で介護労働現場の実態について政府をただす

2008年03月14日掲載

~平田健二議員がNCCU提供の資料を元に質問~

3月13日の参議院予算委員会で、UIゼンセン同盟組織内議員の平田健二参議院議員が質問に立ち、介護労働現場の実態について質問を行いました。

平田議員は、NCCUが提供したデータを基にして作られたパネルを元に質問を行いました。 「介護サービスを提供する側の問題点はなかなか表面化されない。賃金も他産業に比べて低く、高い離職率で人材が定着しない。その結果、現場は長時間労働となり、現場からは悲痛な声が上がっている。介護報酬の見直しも含めて改善を求めたい」と訴えました。

舛添厚生労働大臣は、「UIゼンセン同盟関係の方(NCCU)からの調査結果(※下記PDFファイルを参照)も拝見し、非常に厳しい状況だというのは認識している。労働環境の整備をして、キャリアアップできるような研修体系の整備の構築等、人材確保に全力をつくし、来年度予算にも対応したいと思っている。現在、介護事業者と労働者の実態調査をしており、その結果を踏まえて、平成21年の介護報酬改定時には適切な報酬を設定するようにしたい」と答弁をしました。
 この委員会の模様は当日のNHKテレビでも中継されました。

※組合員就業意識実態調査のPDFファイルはこちら

参議院予算委員会では2月1日にもUIゼンセン同盟組織内議員の川合孝典議員が、介護労働者の実態について質問に立っています。記事はこちら

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左・NCCUが提供したデータで作られたパネル、中央・介護現場の実情を訴える平田議員、右・全力をつくすと舛添大臣

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