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最低賃金に関する集団交渉を申し入れ

2007年02月14日掲載

~第12回労使会議を開催~

 NCCU加盟分会企業との第12回労使会議が、2007年2月9日午後、東京・品川の南部労政会館で開催され、2007年度春季労働条件交渉の説明の他、最低賃金に関する集団交渉の申し入れなどを行いました。

 労使会議には19分会の分会三役と、12社(16人)の会社側代表者が出席。会議の冒頭、NCCUの河原会長は「常設した集団交渉により、昨年の11月には安全衛生に関わる協定を結ぶことができ感謝している。NCCUは本日の中央委員会で賃上げの方針を決定し、春闘をスタートさせる。人材の確保と地位の向上のためには、労働条件の向上が欠かせないと考える。ぜひご理解をいただきたい」と述べ、続いて会社側を代表して、社会福祉法人明石恵泉福祉会の小松事務局長より「組合員の皆さんには、法改正による混乱を乗り切っていただいたが、まだまだ課題は多い。業界では人材不足で閉鎖せざるを得ない事業所も出てきている。これからは雇用形態や専門職の能力開発についても、考え直す時期がきていると考えている。安心して働ける環境のために、有意義な労使会議としたい。」とのあいさつを受けました。

 この会議では、午前中の第7回中央委員会で決定した、2007年度春季労働条件交渉と一時金交渉について意見を交わしました。また、昨年の11月に締結した「安全衛生協定」の内容を、事業所で展開していくための運用ルールを確認するとともに、次のテーマである「既存サービスの最低賃金」の協定化に向けた団体交渉の申し入れを行なうなど、内容の濃い話し合いが行われました。

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    労使会議風景

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